今月23日に閉鎖【庄川美術館】最終展に是非お越しください
富山県東礪波郡青島村(現 砺波市庄川町青島)出身で、二紀会副理事長を歴任し名誉会員であった、彫刻家松村外次郎(1901年9月17日–1990年6月20日)が84歳の時、自身の彫刻作品20点あまりを庄川町に寄贈したことにより、町では作品の保存や展示方法の検討を重ね[1]、同町の庄川水記念公園の一画に、1989年(平成元年)11月1日[2]に「庄川町立松村外次郎記念美術館」として開館。その後2004年(平成16年)11月1日に、庄川町が砺波市と合併して新・砺波市となったため館名を現名称に改称した。また、同町出身の洋画家藤森兼明の作品のほか、県内作家、県内ゆかり作家の作品を収蔵展示している。庄川水記念公園ふれあいプラザ屋内、屋外にも多くの松村外次郎作品が展示されている。
公園内には庄川水資料館(アクアなないろ館)や庄川ウッドプラザなどがある。
砺波市は施設の老朽化を理由に、2023年(令和5年)度末に庄川水資料館と共に閉館し[1]、2024年(令和6年)度以降に解体する方針を示している。ただし、建物が法定耐用年数の50年を満たしていないことから、市民団体『庄川美術館・水資料館を活かす会』が2022年(令和4年)8月10日に施設の存続を求める署名と要望書を市議会に提出したが、市は受け取りを断っている[3]。なお、同美術館の機能は、同市内の砺波市美術館などに移される予定である[4]。
閉館にともない、最後の企画展となる「さよなら庄川美術館展」が、2023年(令和5年)2月18日より3月21日まで開かれる[4]。


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